閉じ込められたお正月

いやぁ、最悪のお正月でした。
積雪も50センチ程度ならこれまでにもあったけれど、90センチ近くというのは初めての経験、当市の史上最高記録の降雪だったそうです。
なので、そこまでのことを想定していなかったのは仕方ないのかもしれないけれど、対応が後手後手で、行政の手際も良くなかったですねぇ……。
もちろん、自分の身を守るのは自分なので、できない部分を他人に当たってもどうにもならないのだけど。
こういう降雪を毎年経験されている北陸をはじめとする北国の方々のご苦労が思い起こされました。

何が厳しかったって、電気が止まってしまい、寒かったという点ですね。
自分の生活がどれだけ電気に依存しているのか、改めてわかって驚きました。
エアコン、ファンヒーター、ハロゲンヒーター、こたつ、こうした暖房器具は全て電気がなければ使うことができません。
温水器も都市ガスですが、電気で着火するのでお湯が出ません。
せめて普通の石油ストーブがあれば、こんなに厳しくなかっただろうに。
一度地震で似たような経験をしているのに(そのときにはストップしたのは水道でしたが)、一体何を学んだんだろうと情けなくなりました。

今回の電気のストップは、これが原因でした。
(ニュース映像より)

鉄塔

雪の重みで市内に電力を供給する鉄塔が折れてしまったのだとか。
その他、各地で電線が切れているようです。
うちは当日に復旧しましたが、未だ復旧していない地区もあるようです。
田舎には少なくない、ひとり住まいのお年寄りなどが気になります。

実は大晦日の晩、雪がかなり積もったなという頃に車で外出していたため、戻る途中で雪の中に閉じ込められてしまいました。
あともう少しで自宅まで到達できるところだったのに、あと数十メートルが届かなかった。
お陰で新年は車の中で迎える羽目に……。
外部に助けを求めようとメールを送ろうとしても、ちょうどあけおめメールの時間帯で、連絡もできず。
外は吹雪だし、泣きそうになりました。
結局車は路上に放置して(申し訳なかったけど、動かなくてどうにもできなかった)、家まで徒歩で帰りました。

今日になって気温が上がったので、雪は雨に変わり、少しずつ溶けて始めています。
一体うちの屋根に何トンの雪が乗っているんだろうと思うと怖くてたまらなかったのだけど、この調子なら家屋が倒壊する心配もなさそうです。よかった……。
ただ、幹線道路以外は今も車の通行はできません。

埋まってしまったうちの車はその後、近所の方などにも手伝っていただいて雪をかき、自力でなんとか自宅前まで引っ張ってくることがきました。
JAFや地元車のレスキューは対応不可。
路上に放置された車があちこち散乱していますし、コンビニの駐車場も車の山になっています。
とにかく、これ以上雪が降らないことを祈るばかりです。

全日本フィギュアもBSの放送を録画するつもりでしたが、雪でアンテナが埋もれてしまい全く映りません。
何から何までがっくり。
凍えるし、疲れたよ……。

コメント

  1. すずしろ より:

    大変でしたね。ニュースで見ながら、それほど遠いと思えないのに、こんなに違うのかとびっくりです。気をつけてお過ごしください。

  2. 管理人 より:

    > すずしろさん

    どうもありがとうございます。
    ここまでの雪はわたしも初めての経験で、まさかの事態でした。
    何の備えもなかったことに反省です。
    寒い日が続きますが、すずしろさんもお気をつけてお過ごしくださいませ。

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