ライサチェク版シェヘラザード

今日は朝からイイもの見せてもらいました!!
アボット君良かったわぁ~♪
当然のことを言うようだけど、彼はものすごく練習してるなぁ。
あの体のコントロールの仕方はどうだろ?

ライサチェク選手。
彼にとってのベストの演技ではなかったんだろうけど、クワド跳んで来たのにちょっと感動した。
抜いてたら普通にノーミスできた可能性だってあったろうし、何と言っても「全米」でだからね!

けど、なんだろ。
わたしなんとなく、千夜一夜物語に出てくるシャハリヤール王って小物のイメージがあったんだな……。
でも今日のライサチェク版シェヘラザードを見てちょっと考えが変わりましたよ。

単に国王だからっていうんじゃなくて、もしかして元々見所のある人物だったからこそ、シェヘラザードもお父さんも妹も頑張ったのかもねぇ……。

恐らくライサチェク選手はシャハリヤールその人を演じてたわけじゃなくて、曲を体現してたんだろうから、こういったわたしの印象はちょっとズレてるかもしれないけど……。

今回のライサチェク版シェヘラザードとちょっと似た印象を持ったのが安藤版シェヘラザード。
あれもわたしの思っていた「シェヘラザード」とは違ってた。
あえて言えばわたしがイメージしてたアラビアンナイトのシェヘラザードは、「賢い」って印象のクワン版と「包容力がある」って印象のハッカー版を足して2で割った感じ。

安藤版シェヘラはあれでいて色気で王をどうこうしようとはしてない。自分がイメージしてるより、若くてまっすぐで攻めるタイプのシェヘラザード。
けど、そもそも女性不審の塊になってるシャハリヤールが色気や策略を匂わす女性に落ちるわけがないとの解釈も、成り立たなくは、ない。

なんだかライサのシェヘラザードを見て以来、創作意欲がやたらと掻き立てられています。
もちろん彼自身のキャラクターによるところも多いんだろうけど、そんな演技って、いいよね!

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