敵は過去の自分

ちょっとお久しぶりの分野の仕事が入ってきたので、今日は一日サッカーを見ながら資料集めをしていました。
前に自分で作った資料なんかも引っ張り出してきたんですが……すごい!
おいこれ本当に自分ひとりで纏めたのか!と思うとなんだか感心してしまいました。いい仕事するじゃん、過去のわたし!

うむむ、今回は少なくとも初めての仕事じゃあないわけだから、この資料を作ったときよりもいい仕事ができなきゃ嘘だぞ。
頑張らなくては。

仕事に限らずときどきこういった、過去の自分との戦い(^-^; みたいなのがあります。
人間、年を重ねていくにつれて、日々是成長とは行かない場合もあり、むしろ今は現状維持が精一杯なのではありますが。

そうそう、この前、自分がギターを始めて1年に満たない頃のバンドのテープが出てきて聴いてみたんですが、これがすごいの。
なにがすごいって、自分のギターが上手い!(爆)

わたし昔、バンドでギター弾いてたんですが、初めてギターを手にして1年も経たずにこれだけ弾けますか!ってなもんで、もしもこれが他人なら完全にジェラシーの領域ですよ!

冗談は置いとくとして、でもまあ、これも今は弾けないわけでね。
過去は過去で、今のわたしには全くの無関係。

……まあ、当時のわたしはなんちゃってクラシック仕込の半端ない練習量にも支えられていたわけでして。
練習してない今のわたしがさらっと弾けちゃったら、逆に泣きますが。

もちろん昔の、その「努力をした」という事実は消えないのですが、現在はできないというのもやはり事実なわけですね。
で、その過去を超えたときに初めて、過去に意味が出てくるのかな、とも思ったりします。

(……ってこれを書いてたら今ちょうど昔のバンド仲間から「バンドやろうぜ」の電話が! なんというタイミング!
いや~、わたしのことを忘れないでいてくれてホントありがたいですが……。
でも笑って誤魔化すわたし。バンドはできないだろうな、もう)

ま、普段のわたしはそこまで肩肘張っているわけでもないんですね。
いつもは大抵のほほんとしてますが、こうしてときどき過去の自分に出会って戦々恐々とすることがある、というお話でした。

♪ バウムクーヘン – ヴィオラートのアトリエ

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