⇒【記事】「真央、コーチ不在でGP参戦も…フィギュア」
最初から難航は想定済みだったんで、「そのうち決まるでしょう」という感じで見ていたのですが、グランプリシリーズという具体的なタイトルを見て少し心がざわめいてしまいました。
ただ、記事を読むと、「関係者が(←誰?)」「示唆した(←言ったんじゃないんだ)」という、相変わらずテレビのスポーツニュースを見てるだけでも書けそうな内容。
実際に取材してみたらどうなんだろう?
まぁ、浅田真央選手のコーチの問題に関しては、「日本拠点で」というのがネックになっているんでしょうね。
外国人コーチなら日本に来てもらわなきゃならなくなる。それを考えると、昨シーズンまで見てくれていたジャンナコーチは稀有な存在でしたね。
ジャンナさんがもう1年見てくれたら……なんて思うこともあるけど、彼女も国に家族を置いてのことだったので、さぞ大変だっただろうと思います。
かと言って、日本人コーチだと別の問題が浮上しそうです。
浅田真央選手の場合、国内大会で2位なら「失敗」だと言われてしまうだろうし、国際大会でも(去年の例を見ればわかるとおり)台落ちで叩かれてしまう。
もちろん今年の世界女王ですから期待度も注目度も非常に高いです。
でも現在ジャンプ矯正中ということなので、しばらくの間は結果が出ない可能性だってあるし(長久保コーチは「2年が目安」とおっしゃってましたね)、そうなってくると、協会にかなりプレッシャーを掛けられてしまうんじゃないでしょうか。
(自ら真央バッシングとかしでかしそうで怖いよ、あの協会は……)
「浅田真央のコーチになる」ってのは、そういうのをひっくるめての話なので、そこまでの覚悟がある日本人コーチがどれだけいるかな……。
ただ、こればっかりは慌てて決めて良いことはなさそうなので、じっくり選ぶのが吉でしょう。
全日本でしっかり世界選手権への切符が取れれば、と考えても良いんじゃないでしょうか。
浅田真央選手の場合、とかく「結果」に注目が集まりがちですが(いや、これは明らかにマスコミ主導ですけどね)、少なくともグランプリシリーズは本来は「調整の場」でもあったはず。
少し楽な気持ちで臨ませてあげて欲しいですね。
♪Now Playing/ Like You – Evanescence