6位の意味…世界選手権、過去の日本人選手の順位

⇒【記事】「全日本などで総合的に選考 フィギュア世界選手権代表」

これ、今日になって読んだ記事なんですが、昨日の「代表選考基準を承認=世界フィギュア」の記事とはちょっと違う記述がありますね。

過去の世界選手権で6位以内に入っている選手がけがなどで選考条件を満たさなかった場合は、特例で選考の対象に加えることもあるという。

過去の世界選手権で「6位」以内とはまた半端な?と思ったので、ちょっと調べてみました。
(敬称略)

世界選手権 過去の日本人選手の順位

■2010年(トリノ)
男子:1. 高橋大輔 10. 小塚崇彦 28. 織田信成
女子:1. 浅田真央 4. 安藤美姫 11. 鈴木明子

■2009年(ロサンゼルス)
男子:6. 小塚崇彦 7.織田信成 15. 無良崇人
女子:3. 安藤美姫 4. 浅田真央 8. 村主章枝

■2008年(イエテボリ)
男子:4. 高橋大輔 8. 小塚崇彦 19. 南里康晴
女子:1. 浅田真央 4. 中野友加里 (棄権 安藤美姫)

■2007年(東京)
男子:2. 高橋大輔 7.織田信成
女子:1. 安藤美姫 2. 浅田真央 5. 中野友加里

■2006年(カルガリー)
男子:4. 織田信成
女子:2. 村主章枝 5. 中野友加里 11. 恩田美栄

上記を見ても分かるとおり、3位や5位ではなく「6位」なのは小塚選手が選考対象になる理由付けと見て間違いないでしょうね。
まぁ小塚選手の場合には、この数年の実績から選考対象になって当然だとは思います。

それと、最初2007年まで調べて「ええっ! 殿って入ってなかったっけ!?」とびっくりしたのですが、2006年のカルガリーまで遡れば入ってました。
ちょっと遡り過ぎという気がしないでもないですが、ちなみにこの大会では村主選手も銀メダルを獲得しています。

なので、「けがなどで」「対象に加えることもある」という言い回しは非常に曖昧なものではあるけれど、ひとまず高橋大輔選手、織田信成選手、小塚崇彦選手、浅田真央選手、安藤美姫選手、村主章枝選手(、中野友加里さん)は最初から選考の枠に入っていると言えますね。
(ただし、村主選手に関しては、今シーズンの成績がついて来なければ厳しいと思いますが……。)
逆に鈴木明子選手は、今シーズン序盤にしっかり結果を出さないといけない、ということになります。

今シーズンは羽生結弦選手や村上佳菜子選手も上に上がってきますので、どういった評価が下されるのか注目されるところですね。
総合的に選考するというのは大抵揉める元になるんですが、まぁ、日本らしい選考方法だとも言えるかもしれません。
全日本選手権……今年も熱い戦いになりそうですね。

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