良かったーーーーーーーー!!
不安半分、絶対やってくれるはずという思い半分、臨んだ決勝は素晴らしいゲームになりました。
もちろん攻守にわたってオーストラリアを圧倒してくれるような試合であればもっと良かったのかもしれないけれど、今大会の日本の状況を思えばそういうことはちょっとしまっておきたくなります。
決勝点となった李選手のボレーは本当に綺麗でした!
試合後、映像を何度も見ましたが、ダイレクトで打たせたのはストライカーの血ですかねぇ……。
そして、それを導き出した長友選手のクロスと言ったら!
凄いです! 「長友はクロスの精度がイマイチ」とか生意気なことを以前書いてしまいましたが、本当にごめんなさい。あなたの働きには心から降参です!
しかし、ここまでに至るそれぞれの選手の働きも素晴らしかったと思います。
再三のピンチをまたも鬼の形相で防ぎ切った川島選手も、やはり何かを持っている選手なのかも。
選手それぞれベストコンディションからは程遠い状況で、ここぞというときの集中力、粘り、気持ちの強さ、個のチカラを引き出せるお膳立て(=周りの雰囲気)、こういったものは歴代の日本代表の中でも最強なのではないか(潜在的にはどの代表チームも持っていたと思いますが)と思います。
「日本代表のことを誇りに思って」とザック監督は言ってましたね。誇りに思ってますよ! 勝ったからじゃなくて。
改善点、反省点が多々あるのは誰にでも分かることですが、このチームにはそれを補って余りある魅力や可能性を兼ね備えています。
これまでも、これから先も、良いときも悪いときもあると思うけれど、わたしは自分たちの代表を、思いを込めて見守りたいと思います!
本当に良い戦いを見せてくれてありがとう!
決勝の模様を伝えるガッゼッタ・デッロ・スポルトのサイトのキャプチャーです。
その続き。
写真も良いですよね!
記事はコチラをどうぞ。
http://www.gazzetta.it/Calcio/Estero/29-01-2011/zaccheroni-conquista-asia-712658710337.shtml
このキャプチャの下の方には、この記事に対する読者のたくさんの書き込みがあります。
イタリアの方はもちろん、日本からの書き込みも見られます。
なんだか嬉しいなぁ……。
……そして日本の報道からも。
今朝チェックした中で一番心に響いたのは、この記事でした。
⇒【記事】「今野が出した×マーク ザック監督第2案と選手の提案が一致し決勝点に」
ザック監督も、選手たちも……。やっぱり良いわ、このチーム。
アジアカップの最後に……。
終わり良ければ全て良し、と言いたいところですが、何よりこの大会に向けての準備不足っぷりだけはいただけなかったです。
報道によるとコパ・アメリカに向けてもほとんど準備期間が取れないとのこと。
せっかく貴重な参加機会なんですから、(大幅な変更は無理にしても)できるだけの融通は利かせて欲しいな、と思います。
コパ・アメリカ期間中も、また寝不足だけど充実した日々を過ごしたいですね!
(追記:ああっ、南米なのでどうやら試合は日本時間の午前中のようです。しまった! ゴメンナサイ(汗))