このたびの震災に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
遠く離れた地域にも関わらずこちらでも揺れを感じました。
車で行けば1日近くかかる距離なのに……それだけでも地震のエネルギーがいかに大きかったのかがわかります。
地震の揺れもさることながら、今回の津波の被害は想像を絶します。
地震が起こったとき、テレビで国会中継をつけていたので、田畑が黒い水に飲み込まれていくのをリアルタイムで見ました。
思わず悲鳴を上げてしまいました。
宮城、茨城に住む友人・知人のことがとても気にかかります。
以前震度5強を経験したことがあります。
そのときですら家具が倒れ、下敷きになったベッドがつぶれ、ガラスが粉々に砕けて飛び散りました。
建物がゆがんだため、赤ちゃんを抱える隣人の部屋では扉が開かなくなり、短時間でしたが閉じ込められました。
しばらくは足が震えているのか、それとも余震で揺れているのか自分でもわからない状態でした。
それよりも遙かに大きな震度7。さぞ怖かっただろうと思います。
さらに津波、余震、原発……少しでも早く状況が改善することを祈ります。
テレビもできるだけ被災された方のための報道に努めて欲しいと思います。バラエティ的ドキュメントは必要ありません。
計画停電について、かなりゴタゴタしているようですね。
福島原発の事故がずっと報道されていましたので、電力に問題が出てくるだろうというのは誰でも想像できたのに、深夜に翌朝のことを発表するのでは、それは混乱してしまうでしょう。
地震や津波が想定を上回るものだったので、何事もスムーズに進まないのは仕方がないのですが、「いくらでも協力するのに……」という一般市民の声を聞くと、そのお膳立てが進まない状況に歯痒い思いです。
原発については現場で作業されている方々の健康面も心配ですね。
原発は安全、エコだと言われてきましたが、こんなことがあると、「やっぱり怖い」という印象が強くなってしまいます。
近くに避難している方の中には妊婦さんも多いと思いので、一刻も早く安全が確保されることを願っています。