フィギュアスケートの世界選手権、日本での開催はなくなったようですね。
> 東日本巨大地震の影響で21日からの東京開催が見送られたフィギュアスケートの世界選手権について、国際スケート連合(ISU)は同日、日本が同大会の開催返上を正式通知して来たと、声明で明らかにした。
> 日本スケート連盟は、22日に正式発表する。
> (中略)ISUは日本の被災状況に「深い悲しみ」を表しながらも、代替開催の時期と場所を早急に探る必要を強調。AP電によると、4月下旬から5月上旬に開催できる候補地を22日までに募り、理事会で検討、今週中にも発表したいとしている。
> (中略)ISUはまた、4月に横浜で開催予定だった国別対抗戦について、来年4月に日本国内(場所・日程未定)で開催することで日本連盟と合意したと発表した。
(読売新聞記事より抜粋)
日本で開催できなくなったこと自体は残念ですが、それと同時に、10月開催のような異常な事態にならなくて良かったと心底思います。
(野球で言えば、前年の日本シリーズをオープン戦の時期にやるようなものですよね?)
海外からもかなりの異論があったと聞いています。
この件がここまで引っ張られたことにむしろ驚きますが、決定を聞いてひとまずホッとしました。
開催時期は4月下旬から5月上旬とのこと。
これでもコンディション作りはとても大変だと思いますが、10月開催よりは遙かにマシなのではないでしょうか。
世界選手権が開催される頃には余震や原発の様子も少しは落ち着いて、被災地の皆さんもスポーツのことを気にかけられる状況になっていればいいな、と思います。
そして、震災の復興が軌道に乗ったら、ぜひ改めて世界選手権を日本で開催して欲しいです。
代替開催の世界選手権と未来に開催される日本での世界選手権が素晴らしい大会になることを心から祈ります。