高橋大輔！

さ～あ、今日は心置きなく語らせてもらいますよ！？

高橋大ちゃん、おめでとう！

銅メダル！　本当に良かったです。
それと同時に、4回転が決まらないとメダルはないなんて言ってしまってごめんなさい！
予測も完全に外してしまいましたね。

もしかしたら、4回転を回避していたら、また違った色のメダルになってたのかもしれません。
でも、ここまでスッキリした気持ちになっているのは、やっぱり4回転にチャレンジした上での銅メダルだったから、なんでしょう。
これは本当に、本当に価値のあるメダルですよ！

実はわたしが高橋選手を応援し始めたのって、けっこう最近だったりします。
はっきり書くと、2シーズン前の全日本～韓国で行われた4大陸選手権あたりから。
以前にも書いていましたが、わたしは「殿派」でした。

あ、織田選手が嫌いになったわけじゃないですよ。
今でもモチロン大好き。特にあの猫のような着氷は、1日中見ていたいくらい好きです。
だから、トリノはものすごく複雑な思いで見ていたし、今回の結果についてもいろいろなことを考えてしまいます。

話を大ちゃんに戻しますが、何がきっかけで彼に対する認識が変わったかというと、その年のプログラムだった、SPの「ヒップポップ・スワン」とFSの「ロミオとジュリエット」。
特に（多分意外だと思われるでしょうが）、「ロミオとジュリエット」を見て、

「この人はすごい！」

と心底思いました。

モロゾフのファンの方が見ていたらごめんなさい！なのですが、あの「ロミオとジュリエット」って、とんでもない駄作でしょ？
織田選手がいなかったあのシーズンに、しかもSPの「ヒップポップ・スワン」があれだけ楽しいプログラムなのに、なんでフリーがこんなプログラムなんだ！と半分憮然と見てたわけです。

そうしたら、日を重ねるごとにどんどん良くなっていく！　あのつまらなかったプログラムがですよ！？

四大陸選手権では世界最高得点を叩き出したわけですが、4回転ジャンプは2本入ったものの、ステップやスピンなどは全体的に抑え目で、けっしてマックスの出来ではなかったですよね。
でもスローパートで心に訴えかけてくるものは尋常じゃありませんでした。

あのとき、彼はよくあるような「ロミオ」を演じてたわけじゃなく、曲を通して10代の純粋な「人を愛する想い」を表現していたと思うのですが、

「こんなピュアな愛情に包まれたジュリエットは、どれだけ幸せだっただろうか」

とすら思いました。
……こういうのを「表現力」って言うんだろうと思います。

そんなこんなで、その後、モロゾフをはさんで大ちゃんと殿との間にコーチ問題が起こったときには、何ともいえない気持ちでしたねぇ……。
で、その後の怪我ですからね。

それにしても。

なんか安堵しちゃった。
男子で力尽きそうですが、まだダンスも、もちろん女子も残っているので、力をチャージして備えたいと思います。
美姫ちゃん、真央ちゃん、あっこちゃん！　男子に続け！！

最後に、大ちゃんには、心から「おめでとう！」と言いたいです。
たいへんなこともたくさんあったと思いますが、本当に報われて良かったです。

……で、もちろん、現役続行ですよね？

4回転の是非に関しては、実は言いたいことが山ほどあるんですが、それはまた後日。

織田選手は今日の辛い思いを、ぜひワールドにぶつけて！　……つーか、金、取っちゃえ！
小塚選手も4回転成功＆入賞おめでとう！　ワールドも頼みますよ！！