フィギュアスケートの世界選手権。無事ストリーミングで見られました。
非常に忙しい時期と重なってしまったので、睡眠時間を削りに削って、で現在力尽き中です。
フリーを中心に、感想を簡単に。
真央ちゃん、まさに女王の演技、おめでとうございました! 3Aも3F-3Loもとても美しい、素晴らしいジャンプだったとわたしは思います。
そしてあっこちゃん。後半辺りから泣けてしまいました。競技なんだけど、それだけじゃないんだよなぁ……。本当にお疲れ様でした。
この二人の最後の1年があっという間に終わってしまいました。
(真央ちゃんも発言を聞いていると、なんとなく引退なのかなぁ、と……。)
未来永劫のお別れではないのだけど、この二人がいなくなることで何かが壊れてしまったような、そんな気持ちになってしまいますね。
男子は羽生くん! 練習では不調だったのに、やり切る根性はこの人の宝だと思いました。4Sよりも、4T降りたときに変な声が出ました。
まっちーもこれまた凄まじかった! エデンの東も火の鳥も見納めなのが悲しい。わたしは正直、まっちーにも金メダルをあげたいです。
小塚くんは4Tを降りた云々以上に、彼の気持ちの部分での「復活」が何より良かったという思いです。ほっとしました。
……本当いうと、男子フリーが終わったところで力尽きてしまっていて、肉体的にはボロ雑巾のようでした。
翌日のダンスが男子に輪をかけたような展開だったので、正直女子フリーはどうなるかと思いました。
ベストの演技ではなかったけれど、リード姉弟! 今シーズンのフリー大好きでした。とにかく今はクリスの膝を労ってあげてください。
成龍はフリーに進めなかったけど、オリンピックの時よりツイストが明らかに高かった! 3SThも綺麗に決まったのが嬉しかったです。
海外勢では個人的に贔屓しているアボット、ワグナーの両アメリカ選手がすごく良い演技を見せてくれたこと、リプニツカヤの演技もオリンピックよりずっと良かったこと、仮に構成を下げたとしても勝てた可能性のあるコストナーがむしろ構成を上げてフリーに挑んでくれたことに胸を打たれました。
今回の世界選手権は、スタートのペアからエキシビションに至るまで、本当に満足度が高かったです。
そして、一番最後になったけど佳菜ちゃん!
現役続行と聞いておねいさんは嬉しいっす。こっそり言いますが、小躍りしてしまいました。ソチまでだという話もあって正直心配していたので。
今回だって決して悪い演技じゃなかったと思います。来シーズンも大変でしょうが、佳菜子スマイルをたくさん見せて欲しいです。
……というわけで、いつか決別宣言をしたフィギュアスケートですが、このような感じで今シーズンもこっそり見ていました。
完全に冷めてしまった部分があるのと同時に、もう少し見守りたいという部分があるっていうのも、また本音なんですね。
ルール大幅改正の話もあるようですが、それも良いのではないでしょうか? どのみちフィギュアスケートの採点は壊れてしまったのですから。チンクワンタ案の内容に関しては「そこじゃないだろ」とも思いますが。
しかし……それに振り回される選手たちは大変ですね。
photo: Dusty J