アキュビューアドバンスとオアシス、エアオプティクスを公平な目で比べてみた


アキュビューアドバンスを使ってみたので、その感想をご紹介します。

ジョンソン&ジョンソンの2週間用コンタクトレンズ、アキュビューシリーズはざっくり言って、

  • 2ウィーク アキュビュー
  • アキュビュー アドバンス
  • アキュビュー オアシス

の3種類があります。
「アキュビュー アドバンス」はこの3つの中の真ん中のランクに位置するモデルになります。

で、つけてみた感想ですが……、ん~、正直に言うと、可もなく不可もなく。
決して悪くはないんですよ。でも「アキュビューシリーズだからいいはずだ!」という思い込みがあったせいでしょうか。あれ、こんなものかなぁ、と。

パッケージも普通。特に使い勝手が悪いということもないです。
安心のアキュビューをまあまあのお値段で買える商品といったところでしょうか。
度数は幅広く揃ってますし、ベースカーブも2種類あるし、材質は目にやさしいシリコーンハイドロゲル。特別悪い点は見当たりません。なので、エントリーモデルとして最適だと言えるのかも。

ただ、わたしが一番気になったのは「うるおい」の部分です。

エアオプティクス アクアとの比較

それまで使っていた「エアオプティクス アクア」と比べてみると、エアオプティクス アクアのほうがちょっと乾きにくいと感じたんですね。で、お値段的にも安いんですよ。
なので、この2つを比較してどっちを選ぶかと言われたら、わたしはエアオプティクス アクアを選ぶ。(でもその後、エアオプティクスはアレルギーが出て使えなくなっちゃいましたが。)

ただし、アキュビュー アドバンスのほうがエアオプティクス アクアより薄いレンズなんです。で、エアオプティクス アクアは若干硬めの材質でもあります。なので、コンタクトレンズに不慣れな方や目がデリケートな方なら、アドバンスのほうが好きだと感じるかもしれません。そのあたりが個人差ということになるんでしょうね。

アキュビュー オアシスとの比較

そして上位モデルの「アキュビュー オアシス」との比較ですが、これははっきりオアシスのほうが上だと思います。
うるおいや使用感は、さすが「オアシス」っていう名前だけあります。

問題はアドバンスとオアシスとのお値段の差ですね。
価格差は、スペック差を考えれば至って妥当なものなので、それが逆に悩みどころになります。
差が一箱(片眼・3ヶ月分)あたり300円とすると、両眼のを半年分買えば1,200円の差に。これって、そこそこ大きいのですよねー。
なので、「一定のクオリティがあって、なおかつ安く上げたい!」という場合には、もちろんアドバンスの方になるわけなんですが……。

もしドライアイ気味だったり、装着時間が長かったりする方に勧めるとしたら、個人的にはオアシスのほうを選びます。
半年あたりの差が1,200円なら、1ヶ月あたり200円だし、これで快適になるなら絶対オアシスだなぁ。

逆に装着時間が短い方やドライアイのない方なら、アドバンスでもいいんじゃないかな。オアシスに比べるから負けるけれど、アドバンス、決して悪いレンズじゃないと思いますよ。

アキュビュー アドバンスの公式サイトはコチラです。

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アキュビュー アドバンスのスペック

材質:シリコーンハイドロゲル
UVカット率:B波99%以上、A波93%以上
ベースカーブ(BC):8.3mm /8.7mm
度数(PWR):-0.50~-6.00(0.25ステップ)/-6.50~-12.00(0.50ステップ)/+0.50~+5.00(0.25ステップ)
直径:14.0mm
中心厚(-3.00Dの場合):0.07mm
Dk値(酸素透過係数):60
Dk/L値(酸素透過率):85.7
含水率:47%
酸素流量率(=レンズ装着時に角膜に届く酸素量/裸眼時):97%
表裏マーク:「123」の文字
着色:ブルー

各2weekレンズの比較はこちらに掲載しています。

2週間使い捨てコンタクトレンズを価格順に並べて性能を比較してみた
【2019年最新版!】アキュビューオアシスやエアオプティクスなど人気の2週間(2week)使い捨てコンタクトレンズを価格別に並べ、スペックを比較。シリコーンハイドロゲルの特徴やドライアイ気味の筆者が実際に一箱使いきった感想を公平な目で紹介。
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