ロシアに荷物を送る方法を所要日数・料金で比較しました


このたび必要に迫られ、ロシアに荷物を送る方法を調べてみました。

※情報が古くなっていたので加筆修正いたしました。【更新日:2016/4/18】

ロシアに荷物を送る場合の主な方法としては、次のものが挙げられます。
(各公式サイトにリンクしています。)

  • 日本郵便(郵便局)
    ・EMS(国際スピード郵便)
    ・航空便
    ・エコノミー航空(SAL)便
    ・船便
  • 国際宅急便(ヤマト運輸
  • 国際宅急便(FEDEX 国際エクスプレス輸送)
  • 国際宅急便(DHL

東京からロシアのモスクワまで、10キロの荷物を送った場合の日数が短いものから並べてみました。
ヤマト運輸の国際宅急便では160サイズ、ゾーン4になります。
掲載にあたって先方の郵便番号としてモスクワ市内の適当な住所から「115035」を使用しました。

EMS…所要日数4日・料金16,200円
FEDEX…所要日数4日・料金30,385円
DHL…所要日数7日・料金 EXPRESS WORLDWIDE 76,814円/EXPRESS JUMBO 27,387円
ヤマト運輸 国際宅急便…所要日数7日・料金53,000円
航空便(郵便)…所要日数9日・料金17,650円
エコノミー航空(SAL)便…所要日数2週間前後・料金12,550円
船便(郵便)…所要日数2~3ヶ月・料金6,750円

所要日数はおよそのものです。詳しくは各公式サイトをご確認ください。
今回東京からの発送を想定して掲載していますが、日本郵便の利用で東京から離れた都市から計算した場合には、国内での移送にプラス1日程度かかるようです。

これを見ると、一番の選択肢はEMSになりそうです。
DHLやFEDEXは民間の宅配業者とのことですが、高いですね。中には7万円以上もする便があり、かなり厳しい。品物が現地調達できるなら、お金を送ったほうが先方にも自分のお財布にも親切かもしれません。
逆に船便は安いですが、それで送った日には到着が随分先のことなっちゃいますから、送るものによっては選択外になってしまいそうです。

ただしEMSの場合には、上記の日数は郵便局までの配達日数とのこと。
個人宅まで配送されるのにはさらに日数を要し、結局は10日~2週間ほど掛かるそうです。うわぁ、これは厳しい……!

SALというのは初めて知りました。つい想像してしまったのは、かごの中に荷物をいっぱいに積み、肩に担いで走る二人組のおさ(以下自重)……前のひとりがつまづいて、カゴから荷物がドサ(以下自重)

それにしてもロシアに荷物を送るのがこんなに大変なことだったとは。しかもできるだけ早くということになると自体は深刻。お金も随分かかってしまいます。
辺鄙なところに住んでいると言いながら、国内なら急げば翌日、通常でも2日ほどで荷物が届く環境に慣れているからかもしれないけど、ちょっとショックを受けてしまいました。
しかもロシアの場合、荷物が永遠に届かないケースもあるとかないとか……

後日談

最初にこの記事をアップしたとき、ロシアは異常気象。体調を崩すほどの暑さにも関わらずエアコンがないということで、実は先方に扇風機を送りたいと思ったのでした。

しかし2週間掛かってしまうのなら、おそらく送る意味はほとんどないわけで、結局は断念しました。
この記事を書いた当時、1週間先となる8月13日までのロシアの週間天気予報は出ていて、その時点では若干下がったとは言え32度の予報。でも2週間先はどうでしょう、という状態でした。

ちなみにモスクワの8月の平均最高気温は22度(平均最低気温は12度……ってこれ本当かな?)だそうです。
仮に2週間後、27度くらいまで下がっているようなら(これでも平年より5度高い!)扇風機なんて送っても邪魔になっていたでしょうね。

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