1月27日はその日だけでいろんな表彰式が見られた1日になりました。
そのうちのひとつがフィギュアスケート欧州選手権、女子シングル。
少し遅くなりましたが、優勝したサラ・マイヤー選手のフリーの演技をご紹介してみます。
Sarah Meier – Free Program – 2011 European Figure Skating Championships
サラ・マイヤー選手にとって(意外にも)初めてのスタンディング・オベーションだったそうです。
選曲も振り付けも派手なものではないのにムードがあり、とても綺麗。
一心に演技するマイヤー選手の呼吸が伝わってくるような、特別な演技です。
怪我に泣かされたマイヤー選手でしたが、キャリアの最後の最後でこんな素晴らしい瞬間を手に入れることができたのは、きっとフィギュアスケートの神様からのプレゼントだったんじゃないか、なんて思います。
キス・アンド・クライでの様子はまるで映画か何かのようで、何度見ても貰い泣きしてしまいます。
それと、映像の終盤に少し映るコストナー選手とコルピ選手。
2人はこの後の表彰式でも、マイヤー選手にかなり長いこと声をかけていました。
お互いに尊重しあっているのが分かる、とてもすがすがしい場面でした。こういうの……なんだかいいですね。
今年の欧州選手権は、奇しくも男子の表彰式の様子もとてもユーモラスなものだったと思います。
テレビの画面越しではありましたが、選手たちのパーソナリティがいつもより身近に感じられた大会でもありました。
後日に放送となるペア、アイスダンス、エキシビションも見るのが楽しみです。
欧州フィギュアスケート選手権 2011 J sports Plus放送予定
欧州選手権の男子の演技、また並行して行われていた全米選手権についての感想も、また改めてアップしてみたいと思います。