代表発表　雑感

南アフリカで行われるワールドカップ、日本代表のメンバーがついに発表されました。
メンバー発表の生中継を見ながら、やっとワールドカップが近づいてきたんだ、という実感が湧いてきたように思えます。
今回はワールドカップまでの道のりが比較的平坦だったこと、また世界でも最初という早い時期に決まってしまったこともあって、自分の中でも若干大きな盛り上がりには欠けていたかなぁと思います。
普通はアジア予選の途中で1～2度くらい絶望の淵に叩き落されるものですが……振り返ってみると今回は代表の試合も割と淡々としていたというか、ドラマチックな展開がなかったのは残念でした。

……ってすっかり総評みたいになっちゃってますが。
とにかく、ここから先は逃げも隠れもできないわけなんで、悔いが残ることのないようにしっかり準備をして欲しいですね。

さて、発表された代表メンバーについてですが、思ったことをだらだらと書いてみます。

まずは森本君。
選ばれて良かった。
感覚的には岡田さん呼ぶんじゃないかなと思ってたんですが、事前の予想ではあまり名前が挙がっていなかったようなので、もしかして入らないかもとヒヤヒヤしました。
森本君、まだ若いですが、彼の体の使い方、ゴールに対する嗅覚・姿勢、セリエAでの経験などは、世界の舞台では絶対に必要になるはず。
ずっとスケジュール的に招集が難しかったのですが、わたしなら森本君を軸に考えてたかもしれないですね。

矢野選手は個人的には買ってたんですが、正直選ばれると思っていませんでした。
なので、「滑り込み」と言われるのはちょっとムカつきますが、嬉しいサプライズでした。
矢野選手は身長がありますし、運動量もある。こういった選手が最後の5分間に効いて来るってこともあるので、期待したいです。

これまでの起用見てて、岡崎・玉田・大久保、この3選手は決定でしたよね。
わたしだったらどうしてたかな。……別の選択をしてたかも。
ひとりひとりがどう、というのではなくて、噛み合わせ（組み合わせ、ではない。ニュアンスの問題）がどうもなぁ……。

寿人君は……。
対デンマークなんかでは面白かったのでは、と思いましたが。
いつもブログ見に行ってるので、辛いですね……。

中盤、ディフェンスはほぼ予想されていた通りでした。
個人的には松井選手、ちょっと心配してたんで、入って良かったです。
対カメルーンをはじめ、これまでに培った経験はかなり活きるのでは。
……香川君は……残念だ……。

話題に上ることの多かった、小野、石川、田中達也選手……。
小野選手はこれまで呼ばれる機会がなかったから、条件は良くなかったですが、この中から誰が選ばれていても「間違い」ではなかったんじゃないですかねぇ。
ただ、枠がもう1つあってもこの中から誰かが選ばれることがあったかどうかは、岡田さんのみぞ知る……。
何となく呼ばれなかったんじゃないかと想像します。
個人的にはこの3人は「もったいない枠」です。

で、まあ、本当の意味でサプライズと言えば川口選手でしょうね！
呼ばれた瞬間「えっ！」と声を上げてしまいました。
噂されている通り、キャプテンなのかな？
いい風を持ち込んで欲しいですね。ドイツの時にはチーム内の雰囲気が良くなかったと繰り返し語られているので。

⇒【記事】「トルシエ氏提言「3-6-1ならカメルーンに3-2で勝てる」」

最近、頭の中でフィリップ・トルシエとニコライ・モロゾフのイメージがごちゃごちゃになりつつあります。

カメルーンの評判はどうもあまり良くないみたいだけど、どうなんでしょうねぇ……。
「先制されたら大敗もある」とか、「抑えてても後半35分くらいに個人技でやられる」みたいな悪いほうにばかり考えちゃうんですが。
3点取るとするなら、嘉人君がいつもポストに当ててるやつを枠内に入れてもらうしかないかな。

まあ、3試合ともある程度の失点は覚悟しなければならないと思いますし、勝ち点1以上を狙うためには、どういう形であれ得点を取らなければ。
引いて守ってカウンター……というのはあ～んまり想像できないので、なんとか攻めてセットプレーのチャンスも狙って行きたいですねぇ。
力の差があっても、90分間1度もチャンスがないということはないはずなので、集中して頑張って欲しいです。

……てなわけで、ワールドカップまであと1ヶ月。
この先は辛口モードの方がどんどん増えていくと思うので、わたしはさらに！激甘スイーツモード(笑)で盛り上げて行こうと思います！！

♪ Now Playing/ 韃靼人の踊り – ボロディン

追記。
これ書いた後で寿人君のブログ見に行って、危うく涙腺崩壊しかけました。
ああさらっと「代表を応援しましょう」とは、わたしなら言えない。

Hisato Sato – Le blog d'actu du web

www.hisato-sato.net