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これはフィギュアスケートに限らずですが、基礎練習って実は精神的にいちばん大変。でもすごく大事。
自分の能力をアピールしたいのか、基礎なんてまったくやらない、自分は100%自己流って言う人もいるけど、上を目指せば目指すほど、基礎の大切さが身に染みたりするものです。
浅田真央選手クラスになると、基礎に裏打ちされた高度な技術をすでに持っていて、それに絡み合っているクセの部分を直すっていうわけだから、もうこれは本当に大変なことなんじゃないかと。
でも、やるんじゃないですかね。
そして、こういう明確な目標があることが、かえって浅田真央選手を支えることになるかもしれない。
まだタラソワコーチの後任は決まっていないということだったけれど、その間やることはたくさんあって、しかもそれを長久保さんが見てくださるということなので、大丈夫なんじゃないかという気がしています。
ジャンプの修正に関しては、誰であれシーズンを通して結果が出ないことがほとんど。
安藤選手にしても、あのロシェット選手にしても、矯正のシーズンは見ててハラハラし通しだったけど、「修正中には他のジャンプも不安定になることがあるんだ」というのを十分に理解しつつ、見守って行きたいと思います。
恐らくマスコミはいろいろ書き立てるんでしょうが(フジテレビのスポーツニュースでは早速ジャンプ失敗のシーンばかりを集めた意地悪な編集をしていましたね)、あせらず騒がず。
まあそういうのは、本人が一番よく分かっているところだろうと思いますが。
しかし「4回転」なんて言われると、やっぱり気になっちゃいますね。
多分練習中に取り入れているってことなんだろうけど(去年もそういうような話が出てましたが)、この練習によってコンビネーションで3Tがつけられるようになったり、本人のモチベーションアップにつながるのであればいいんじゃないかな。
ただし怪我だけには注意してよ~、と言いたいですね。
そしてさらに価値が高いと思われるのは「6種類の3回転ジャンプを入れる」という部分。
これは現状、彼女にしかできないことなので、本当にやり遂げて欲しいです。
浅田選手にはぜひ、最高の技術が支える本物の表現力、肉体が作り出す芸術の真髄を見せてほしいですね!
♪Now Playing/ 逢いたくていま – MISIA