東日本債権管理センター

おいおい……、ウチにも来ましたよ。噂の「不正請求」ってヤツが。
差出人は「東日本債権管理センター」。
こーゆーのは情報を共有するのが一番だと思うので、送られてきた葉書をそのまんま再現してみますね。

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　電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書

　お客様分類コードＳＲ

この度、お客様のご利用された「電子通信料金未納
分」について、ご利用通信会社から裁判所への提訴
があり、当社が依頼を受けましたので取り急ぎご通
達致します。こちら「電子消費者契約民法特例法」
上、法務省認可通達書となっておりますので、ご本
人様からの連絡が頂けない方につきましてはやむを
得ず裁判所からの書類通達後、指定の裁判所へ出廷
となります。またお支払い及び出廷を拒否されます
と、刑事訴追後、最寄りの債権回収業者へ債権譲渡
を致しますので、給与差し押さえ及び動産物差し押
さえを強制執行させて頂きます。尚、書面でのご連
絡となりますので、請求金額、お支払い方法等は、
当社が依頼を承った事により当初の設定と相違があ
りますので、至急ご連絡の上ご確認下さいますよう
お願い致します。以上をもちまして最終通告とさせ
て頂きます。

　最終裁判撤回受付期限　平成１６年１０月１４日

　受付電話番号　０３－３４３５－８２１５

受付時間　8:00～17:00　休日　土．日．祝日

〒１０５－００１４　東京都港区芝２－３－３大門ビル８Ｆ

　法務省認可特殊法人　東日本債権管理センター

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これ、最初読んだ時に、とってもありがちな感想なんだけど「添削希望か？」と思っちゃいましたよ。
なんとゆーか、どうにか読み手を不安に陥れようと工夫をした跡は見受けられます。しかし、悲しいかな正しい知識もなければ人を騙すだけの知恵もなく、更に文才もなかった！ってわけで、ザンネン～～！
唯一、同様の葉書を受け取った人の内の何人が、上記の電話番号にイタ電掛けるのか、それがちょっとした興味をひくところではあります。

ところで、わたしの最初の「添削希望？」という感想は、少々的はずれだったようです。
というのは、なんとこの文章、すでに添削済みのものだったようなんです。
しかも、何度もバージョンアップを重ねられたモノの様子。

いえね、わたしも情報収集のためにちょこっとググッてみたんですが、出るわ出るわ、同様のケースが。
この、東日本債権管理センターって業者、ちょっとずつ改名をしたり、お引っ越し（笑）をしたりしながら、ずいぶん以前から膨大な量のこういった葉書を全国にばらまいていらっしゃるようなんです。
で、いろ～んな文面がしっかりあちこちのサイト様に晒されているわけですが、スッゴイのよ、誤字脱字が。

　てか、「……日本人かい？」って思うレベル。
　もしかすると本当に日本人じゃないのかも。
　外国の方でも、日本語を勉強なさってるのなら、こーゆー文章にはならんだろう。

上の文章はねー、かなり頑張ってらっしゃると思うんですよ。これはホント。
休日の「土」の文字が青になってるのも、ちょっぴり涙を誘うしね。
でも、読んだ瞬間に強烈に匂ってくる偽物臭だけはいかんともしがたいわけで。
しかも、レイアウト、ダッサ！
ちなみに、左右の余白は5ミリ、行間ゼロ。（笑）匂ってきた悪臭のうちの一部は、「シロウトくさい」とゆーヤツだったかもしれない。

ま、これに似たことは、よく転がってるよねー。
自分では人を騙して上手くやってるつもりが、端から見たら単に恥を撒き散らしてるだけ、みたいな、ね。┐(´-｀)┌

後日談↓

「東日本債権管理センター」PART2

こちらの続きです↓ それで、これまた気がついたら、東日本債権管理センターってトコが送りつけてきた不正請求葉書にあった「最終裁判撤回受付期限　平成16年10月14日」から随分日が経っちゃってます！ 今のところ、「裁判所からの書類通達後、指定の...

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2004.11.07