SOHOの実態

このところまったく仕事の話をしていなかったので、久しぶりにそちらの話でも。
状況は個人によって異なると思いますが、在宅で仕事をしたいと考えている全くの未経験の方に参考にしていただければと思います。

わたしは現在、俗に「SOHO」って呼ばれる形で仕事をしてます。
実態を知らない方には「在宅で仕事なんていいな~」なんて言われますし、実は半分遊んでるんでしょ?くらいに思われてるかも。
でもねー、在宅だからといって殊更楽しくお仕事できるってわけでもないし、それどころか結構大変だったりもするんですよー。

これは得意先の担当者に聞いた話ですが、在宅で仕事を始めたうちの約7割の方が、1ヶ月以内に家族が病気になるか、パソコンが壊れるか、本人が行方不明になるんだそうです。
「えっ、それはお盆にふさわしい、ミステリーな話・・・?」
いえいえ、そうではなく(笑)、そういう口実で納品しなかったり、連絡が取れなくなったりするってことなんですね。
で、最終的には9割の方がやめてしまわれるそうです。
たまたまその会社がそうだった、ということなのかもしれないですが、他所も多分似たり寄ったりなんでしょう。
誰もが最初は「頑張るぞ!」と思って始めるんです。でも現実はなかなか甘くないってことなんでしょうね。

まぁ、これは募集する側にも問題があると思います。
初心者でもできる仕事の場合は「誰にでもできる仕事です」と言って内容を詳しく語らずに募集するのが常ですが、大抵そういう仕事は、単価が非常に低いです。
当然と言えば当然かもしれません。横文字でイメージが違うだけで、パソコンを使った「内職」なんですから。

多くの人が希望するデータ入力、これなんかもかなり単価が低いと思いますし、実際問題として在宅での仕事は今どのくらいあるんでしょうか。
わたしもデータ入力は何度かやったことがありますが、その会社まで直接出かけて、現場のパソコンに打ち込むものばかりでした。
名簿は個人情報の問題があるし、資料も社外に持ち出すことができなかったからです。
なので、一般の人がパソコン内職を始めて、仕事が継続してあるっていう状況を想像しにくいのですね。

それに、ブラインドタッチができることや資格を持っていることが仕事に繋がると考えている方もいらっしゃいますが、今日日ブラインドタッチなんて小学生でもできますし、資格なんて全くアテにならないですからねぇ。
本当に希望者の数は膨大で、ひとつの仕事に何倍、何十倍、何百倍もの人が殺到するっていう感じなんじゃないでしょうか。

誰でもできて、しかも仕事が安定してあると言えばライターがありますね。
これもわたし、やりました。初期の頃はこれをメインでやってましたし、最近では別のメインの仕事の隙間時間に押し込む形で受けたりもしてました。
でも、単価低いですよ、これ。特に割と仕事が豊富にあると思われるリライト系なんてかなり悲惨でしょう。

ライターはよっぽど文章を書くのが好きで、金額にこだわらないっていうのならアリだと思います。
大して文才もなく、文章を考えるのに時間が掛かるわたしには、ライティングはちょっと辛い仕事でした。

それでも希望者が多いので、だんだん単価が下がっていっていると聞いています。
リライトだと初心者なら1記事500字で50円なんていう恐ろしい求人を見たことがありますが、それを100記事書いても5,000円ですかー。ははは……、もう笑うしかない。もちろん、これはそれほど誇れる仕事でもないからなのですがね。

リライトではなく純粋にウェブ上に掲載する記事を書くのならもう少し単価はいいですし、メルマガライターなんかも割といいんじゃないですかね。でも初心者でイキナリってのはないかも。求められる内容が一般社員でも書けるものならなおさら。

まぁ、でもね。
独立開業したようなケースや人に誇れる技術を持っているケースは別として、始めたばかりの頃にはこういった地味で単価の低い仕事をどう捉えるかってことですね。
我慢してやるかやらないか。将来の単価アップを目指して頑張るかどうか。結局は価値観の問題です。
条件のいい仕事は大抵「経験者のみ」の募集ということをどう考えるか……。

それに加えて在宅での仕事って、横のつながりというのが意外とキモなんです。
わたしの最初の仕事は地元企業から受けたものでしたし、今わたしがメインでやっている仕事は企業の横のつながり(紹介)によって得た仕事です。
もちろん自ら営業して契約したものもありましたが。

そして仕事は信用第一。ある程度のクオリティを揃えようと思うとそれなりの努力って必要になります。
この先、今の仕事を続けていこうと思えば、気を抜くことは絶対にできないです。独りよがりでもダメです。

「締め切り破り」という言葉がなにやらカッコイイ響きに聞こえるという方は、悪いことは言いません、やめた方がいいですね。
多くの場合、その人の代わりはいくらでもいます。「コイツはダメだ」と思われれば、次からの仕事はなくなります。

どうしても自分のペースで仕事したい!っていう方でしたら……。
企業と契約するのではなく、アフィリエイトとかドロップシッピングなどにチャレンジされたほうが良いかもしれません。
それなら人に迷惑がかからないし、完全に自分のやりたいようにできますからね。
もちろんこれも行き当たりばったりじゃダメで、それなりの収入を上げるためにはノウハウを知らなきゃ難しいのですけど。

もしくはアダルト系とか出会い系の方面、いわゆるチャットとかサ○ラのお仕事ですかねぇ……。
これはわたしはやったことないので詳しい実態はわかりませんが、出来高制であるということと女性だけではなく男性でも需要があるということは聞きました。
合う合わない、収入になるならないは、人によってかなり差がありそうな仕事ではあると思いますが、興味のある方はチェックしてみてもいいかもしれませんね。

♪Now Playing/ 君に会いたくなるから – 西野カナ

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コメント

  1. hiro より:

    10年ぐらい前、医療事務の在宅ワークの勧誘電話を受けたことを思い出しました。これこそ個人情報の管理が大事で(病歴など)、外に依頼なんてありえないので、そう聞いたところ、「そういうことはわからないようにして発注する」とか、それこそわからないことを言われました。こういう詐欺の勧誘がきたときは、この管理人さんの記事を思い出して、きっぱり断ります。

  2. 管理人 より:

    >hiroさん
    情報ありがとうございます。
    在宅ワーク系は詐欺商法があるので怖いですね。
    hiroさんのように冷静に訊いてみることができる方は大丈夫なのですが、セールストークにだまされてしまう人もきっと少なくないと思います。
    もちろん中にはちゃんとした発注者もいるんでしょうが、十分気をつけて検討するようにしたいですよね。