日記ブログの価値

さて、ライブドアブログからWordPressへの移転作業中です。
実はわたしはもうひとつブログを持っていて、この際なのでそちらも合併してしまおうと思っています。

あちらはその時々に思いついたことを短くアップしていく日記ブログのつもりでした。
内容ごとにブログを分けるか否かについては意見が分かれると思うのだけど、わたしはどちらかというと長文と短文とが1つのブログに混在するのが気持ち悪くて、それで分けることを考えたのでした。
ただ、実際に複数のブログの運営を始めてみると、当初危惧していたとおりにそれぞれのブログの更新頻度が減るだけになっちゃってましたね。これでは本末転倒です。

それに、どうやらtwitterの字数制限がゆるくなるんですよね。
twitterの140字制限撤廃には賛否両論あるみたいだけど、本当に短いものをぱぱっとアップするなら、それこそtwitterが活用できるのかなと思った次第。
そもそも短文と長文の混在の気持ち悪さは単に自分の感覚の問題だったのだし、ここに来てtwitterのシステム改正も後押ししてくれた形で、考えもなんとなくスッキリしました。

で、ライブドアブログからエクスポートしたデータをぼちぼち修正してるところなんですが、今やってるのが2005年の頃の記事。
このころはサッカーの話なんかをよく書いていました。
内容は試合の感想をポンポン投げつけてるだけのものなので、このブログでは下書き設定に戻しちゃってるのだけど、自分で読んでる分にはけっこう面白い。

例えばカズがシドニーに移籍した話とかね。
当時、「こうなったらとことんまで現役続けてほしい」なんて書いてるんだけど、まさかその10年後も現役を続けているとは正直思ってなかったなぁ。

それに、とある試合の後に「(1点差を守って勝つ薄氷の試合は)何度経験しても慣れないけど、慣れたくもない。身体と頭の新陳代謝が良くなるから」なんてことを書いている記事があって、思わず「若いな」と思ってしました。
だって今はそんな試合、動悸がひどくなって死にそうになるだけだもん。いやほんと、洒落にならない。

しかし、例えば10年前の新聞で大きな事件の記事を読んでも、「あれ、そんなことがあったっけ?」となることがほとんどなんだけど、自分が書いたものならそのときの感情が鮮やかに甦ってくる。これが一番面白いところです。
文章のうまい下手は、この際あんまり関係ないですね。

自分は紙のノートに日記をつける習慣が全くなかったので、ブログというものがなければ、その時々の自分を書き留める機会もなかったんだろうなと思います。
そうそう、最初はホームページだったなぁ。「Welcome to my site! あなたは○○人目のお客様です」で、gifアニメがキラキラするやつ。でも更新する手間がブログとは比べ物になりませんでした。ブログが登場していなければ、ものぐさなわたしにはとても書き続けられなかったでしょうね。

こうしてブログを続けていると自分の書いた文章の価値について考えてしまうことは少なくないけれど、Google先生とかその他諸々のシステムの評価は置いておいて、日記ブログの面白さって決して侮れないものだなぁと思います。

ライブドアブログではできなかった記事ごとの検索避けも、WordPressなら可能。引越し後は心置きなく、未来の自分のために日記を書き続けていきたいなと思っているところです。

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