テレビ朝日のフィギュアスケートの放送って…

昨日の試合はパソコン上の小さな画面、しかも紙芝居になったり遅延したりという状況で見ていました。
なんだかまたよく分からない採点だなと思ったところが多々あったけど、それは画質のせいも少しはあるんだろうから。
それぞれの演技の感想については綺麗な映像で見て改めてということで、今回はそれ以外のところで思ったことを少し。

「テレビ朝日のフィギュアスケートの中継は酷い」という意見が多いのは知っていましたが、今回初めてそれを強烈に実感してしまいました。
わたしの住む地域では朝日系列の放送がなく、グランプリシリーズもだいたいBSかCSで見ているので、「フジテレビよりはマシなんじゃないかなぁ」という印象を持っていたんです。
でも、昨日の放送は本当に酷かった！

NHK杯やスケートカナダの演技を延々と流すって、あれってどうなの？
ただでさえ男女合わせて2時間弱しか放送時間が無いので、見る側にとってはどんどん「中国杯」での演技を流して欲しいところです。

百歩譲って地上波で放送のなかったスケートカナダをささっと圧縮して見せてくれるというのはアリかもしれません。
でもNHK杯の演技は、改めて見せてもらう必要のないもの。だって、NHKの放送はかなり丁寧なものでしたし、総集編も放送されていましたしね。
中国杯の女子の演技は放送前に終わっていたので、編集のために時間が必要だったんだろうというのは容易に想像できます。
でも、最初から放送開始に間に合わないところで時間を組んでいるということは、それだけの質のものしか放送する意思がなかった、ってコトです。

それから……。
実は女子の最初の3人の演技は放送前にネットで見ていて、結果を知っていました。
その中で、恐らく最初からテレビ朝日の予定にあったと思われる韓国のクァク・ミンジョン選手の出来が良くなく、「これはカットが妥当なのでは？」と思っていました。

実際にはご存知のとおり放送されたのですが、あれ、あらかじめ作られていた選手の紹介ビデオを流すために放送したんですね。
紹介ビデオと言っても、クァク選手を紹介するのが目的のものではありませんでしたよね。
……クァク選手は出汁なんですか。
気の毒になりました。

しかしCMの量もすごかったですね。
CMが多いというのはある意味喜ぶべきことなのかもしれませんが、それでも7時15分にやっと番組がスタートしたたときにはどれだけホッとしたものか。
テレビ朝日っていつもこんな感じなんですか？　だとしたら普段見ることのないわたしは勝ち組かも。
まぁ、録画したものを編集するのには親切かもしれませんけど、同じCMを固め打ちってどうしてもイライラさせられるので、スポンサーの好感度がダウンするだけなのでは（ぼそっ）。

とりあえずわたしはBSでの放送分を見るのを楽しみに待ちたいと思います。
地上波の放送はもういいや……。