失望のセルビア戦

昨日のセルビア戦について、色々な意味でとても痛い試合になってしまったということを書こうと思ってました。
お客さんもたくさん入ってくれたホームで、いいところをほとんど出せないまま敗れてしまったこと、しかもこの盛り上げて行きたい時期に、チャレンジしていく姿勢がどうにも見えにくい試合になってしまったことについてなど。

「綺麗に崩すことにこだわりすぎているように見える」
「結局センターバックの控えの問題をここまで引っ張ってしまったのは致命的」

似たようなことを多分誰しもが考えたと思うけど、自分の気持ちのもやもやを晴らすためにも、このことを書こうと思ってました。

ただ、選手たちにやる気がなかったとは言いたくなかったんですね。
もちろん、この試合が非難轟々であることは甘んじて受け入れるべきでしょう。
スポーツニュースなんかでは「二軍相手に」みたいな伝え方だけど、実際には相手が格上だったということ、それとメンバーの入れ替えがあったということで、難しい試合だったのが確かだったとしてもです。

でも、今日のこの記事を読んで、ちょっとショックを受けてしまいました。

⇒【記事】「中沢「メンバー選考にみんな恐怖感」」

守備を統率するDF中沢は「メンバー選考にみんな恐怖を感じている。もっとみんなが思い切ってやらないといけなかった」と歯がゆそうだった。(記事より一部抜粋)

この記事を読んだとき、ちょうど今から8年前、ワールドカップメンバーの当落線上にいた横浜の波戸康広選手が事実上の最終選考試合となる試合で、たしか試合終了間際だったと思います。コーナーフラッグ付近からものすごいクロスを上げたのを思い出しました。

当時右サイドを争っていたのは清水の市川大祐選手だったでしょうか。
代表争いは市川選手が一歩リード、波戸選手は不利な状況にいたのですが、あのときのプレーは、
「絶対にワールドカップに出たい!」
という波戸選手の気魄が伝わってきて、一瞬鳥肌が立ったのを覚えています。

ワールドカップのメンバーに選ばれたいという気持ちが消極的なプレーに繋がってしまった。
……その気持ちがわからなくはないんです。
でもそれは、わたしが自分自身と照らし合わせるからそう思うんであって、やっぱり日本を代表してワールドカップという戦場に出て行く選手たちなら、それじゃあダメなんですよ。

同じ負けるにしても負け方があるってもんです。
昨日の敗戦はチャレンジしての負けじゃなかった。それが悔しいです。

もちろんいろいろな考え方があると思います。
試合でも舞台でも、観衆の見守る中、困難な状況で自分の力を出すということほど難しいことはないっていうのは重々承知してます。
だから、

「自分のチカラを120%出せるように頑張れ」
「プロである以上、勝利は義務付けられている」

というような言葉は、他の人が言えばいい。わたしは言うつもりはありませn。

でもね、これだけは言いたい。

闘志なき者はピッチを去れ。
そこに立ちたいのは、あなたたちだけじゃない。

もしできることなら、昨日ピッチに立った選手たちの代わりに、8年前の波戸選手を南アフリカに連れて行ってあげたいです。

負けることは罪ではないです。
自分の力が出し切れないのも、決して恥ずかしいことじゃないです。
高校サッカーでもいいしなでしこでもいい。
彼ら、彼女らのプレーを見て、自分たちがどこかに置き忘れてしまっているものを、ぜひ取り戻して欲しいと思います。

わたしは日本代表について基本、「代表と心中、辛口視点はそういうのが得意な人に任せよう」という考え方なんですが(批判するほど今の自分自身にはパワーがないこともあって)、これほど情けなく思ったのは久しぶりのことだったということで、あえての苦言でした。

♪FORTUNA~BACK TO BACK – PRETTY MAIDS

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コメント

  1. デビルマイティーチュー より:

    実は『セルビア戦』、まだ前半しか見てなくて…
    試合をきっちり見終わってから読ませて頂こうとおもっていたのですが…

    後半は見ない事にしました!(笑)

    勝利への執念。または負け方。

    『代表』とはサッカーを愛してる全ての人の『代表』。
    監督、協会関係者含め、今やらなきゃいけない事を出来ずここまで来てしまい…

    選手もかわいそうですが、それに振り回されてる我々サポーターも被害者です!!

    なんか熱くなってしまいました!(笑)

    とにかく、南アフリカでは『恥』をかかず、精一杯頑張ってほしいですね♪

    デビより。

  2. 管理人 より:

    >デビルマイティーチューさん

    後半を未だ見ていらっしゃらないのなら…。
    一部の選手にですが、光明が見えた部分もありました!
    なので、腹の立つ場面も多いと思いますが、見て損はないと思います!

    …準備不足ですよねぇ。
    気持ちの問題もあるだろうし、マッチメイクや合宿のスケジュールなんかもそうだろうし。

    どうも毎回、行き当たりばったりのような気がして仕方ないです。

  3. マドンナ より:

    ■私は2対0

    試合は見てませんが新聞で試合があるのを知って予測。残念ハズレでした。
    日本代表って昔の方が強かったんじゃない?

    うちは会社に自称サッカーバカ(笑)が多いです。
    ホームチームはグランパスで、セルビア戦はピクシーのお膳立てもあったと聞くので「日本側にヤル気の感じられない試合であった。とりあえずピクシーに謝れ」という意見で一致してました。

    あと「もうオレが監督しかないな」(←皆そう言った)なんでやね~~んw
    しかしあの日全国でそう思ったサッカーファンは多かっただろうな。

    セルビアには勝てないだろうって思っても内容がどうなのか、サッカーファンはそこを気にしてますよね。

  4. 管理人 より:

    >マドンナさん

    >ピクシーのお膳立て

    あああ~、そうでしたか~。どうりでなかなか無いGood Jobなマッチメークだったわけです。
    これはホント申し訳ない気がします。
    そもそも、遠方から着てくださったセルビアチームにも申し訳ないです。
    もうちょっとしっかりせい、日本代表!と言いたいです。

    >オレが監督

    きっとそう思った人、多いでしょうね。
    自分だったらあの選手を呼ぶとかこんな布陣を取るとか。
    考えるだけだと楽しいんですけどね~。(^-^;

  5. マドンナ より:

    そのピクシーですが(また中日新聞で申し訳ないのですが)試合結果についての記事がちょっと個人的に笑えました。

    (チームの打開策について)「分からない。」吹いてしまったw
    本当にそう言ったかどうか不明ですが、もうああしろ、こうしろって言うレベルじゃないって事かと思えて・・・。

    そしてその後に、しかし何か思い切った事をした方がいい、と続いていました。
    思い切ったこと・・・何なんでしょう?(^^;
    私には曖昧すぎてわからなかったです。

  6. 管理人 より:

    >マドンナさん

    なんだか「分からない」というコメントに共感してしまう自分がいます。

    特効薬…ないんでしょうねぇ…。
    ここまで有効なテストもできないまま来てしまっているのが痛いです。
    あまりにも時間的にギリギリになっちゃってますから、一番思い切ったこと=監督交代も遅すぎるような気がしますが…外国ならさくっと交代させちゃうのかもしれません。

    わたしが監督ならFWの軸になる選手を替えてみるかも。森本君呼ぶとか。
    本田君を含め、新しい風を入れたいです。