いや~、勝ちましたね、なでしこJAPAN!!
この時間帯の試合はサッカーファンならチャンピオンズリーグなどで慣れっこですが、つまらない試合だったりすると結構辛かったりもします。
でも今回は起きてた甲斐があったというもの。まさに1分たりとも眠くならない試合でした。
いや見られて良かった~!
正直、前半が終わったときには「やっぱり厳しいかなぁ」という印象だったんですが、後半に入って展開が進むにつれ、「あれ、これ行けるんじゃないか」という具合に変わっていきました。
日本、体力的にキツい状況でもここぞというところで粘りの守備を見せていたし、阪口選手なんかもう頼もしいの域。
フィジカルで圧倒的に勝るドイツでしたが、最後はドイツの選手たちもかなり疲れていましたね。決め切れなかったのが致命的でした。
それとアウェイゲームの経験は日本、豊富ですからね。このあたりはかなりの強みだったかと。
むしろ、最初は割とマトモかと思っていた審判がスタジアムの雰囲気に飲まれちゃったのか、ジャッジングがどんどんおかしな方向に向かったのには参りましたが。
そして生まれた決勝点!丸山選手のゴール、すごかったです。
あのタイミングで打つからこそ入ったゴール。角度のないところでしたが、よく決めてくれました!
澤選手のこれしかない!というパスも素晴らしかった。澤さんがあんなに苦しそうにするなんて、という場面もありましたが、あの局面でああいうパスが出せるのだから流石です。
でもこの試合は通過点!彼女たちの目標は一番良い色のメダルです。
準決勝の相手はスウェーデンと決まりましたが、次の試合でも自分たちのベストを出し尽くして欲しいです。
ちょっとおさらい。
2011年3月に発表された現在の女子のFIFAランキング、上位20位です。
1 アメリカ
2 ドイツ
3 ブラジル
4 日本
5 スウェーデン
6 カナダ
7 フランス
8 北朝鮮
9 ノルウェー
10 イングランド
11 オーストラリア
12 イタリア
13 デンマーク
14 オランダ
15 中国
16 韓国
16 アイスランド
18 スペイン
19 フィンランド
20 ロシア
次の試合で当たるスウェーデンは現在5位ですが、強い! それにこれ直近の3月の発表でなでしこと入れ替わってのこの順位なんですよね。
だから順位の上から言えばまさにガチンコ対決といった様相。
今回始めて知ったんですけど、女子のランキングって「FIFAが初めて公認した女子代表の国際試合(フランス女子代表対オランダ女子代表:1971年4月17日)以降の全試合を集計の対象とする」※らしいんです。
※Wikipediaより。
なので、基本的に順位は変動しにくい。
その中でのなでしこの上昇っぷりは、かなりすごいんじゃないでしょうか。
せっかく関心も高まっているので、この際NHKも地上波で放送してくれたらいいのにね。
気持ちの良い、そしていかにも日本らしいサッカーを見せてくれるなでしこの選手たち。
試合を見るごとに、次の試合も応援したくなります。
準決勝も、そして決勝も!ぜひ日本からパワーを送ろうと思います。
がんばれ、なでしこJAPAN!